わが子から要求が増えたな~と思うときに意識すること。

日々の気づきとボヤキ

こんにちは。ペコミナです(⌒∇⌒)
今日は、最近アレしてほしい、コレが欲しいと、アレ食べたい、
と次々と要求をかぶせてくることが増えたわが子たち。
1人喋ると負けじとかぶせてきて、
3人が自分の要求を聞いてもらおうと
後半は各自MAX声量でワイワイ…
あーはいはい!とりあえず順番に言って!!
と適当に受け流してしまう私が、
これだけは意識していることについての話です。

それは、
”口に出していることが、子どもの考えている全てではない”
ということ。
買って買って祭りも、食べたい食べたい祭りも、
イヤイヤ祭りも、見て見て祭りも、
根本は別のところかもしれない…

そう思ったのは、
フとした拍子に思い出した過去の自分に気がついたからです。

20年以上前の話です。
私の母は、当時の片田舎の女性ではわりと珍しい、
12時間勤務(←ブラック?!)の正社員で、
休日にも仕事に出かけたりという超仕事人間でした。
教育関係の人間で、
夏休みには少年自然の家でのキャンプスタッフをしたりもしていました。
小学生だった私は、何が何でもそのキャンプに参加したくて
母にお願いして、
そこそこのお金を払って、
毎年、山の中の建物での自然体験キャンプに参加していました。

でもキャンプでの私、
正直…ちょっと扱いにくい子どもだったはず(汗)
なぜって、

そもそもド田舎の家なので、自然なんて珍しくも何ともないし!って雰囲気出してるし。
自由時間に何してもいいと言われれば、個室で一人でマンガを読んでるし。
他の子どもやスタッフとかかわろうともしないし。
自己紹介とか初めましては苦手だし。
一緒に絵描いたり制作活動だってやりたくなかったし。
なんなら声小っちゃくて何言ってるか伝わらなかったし。

久ぶりに写真を見て当時を思い出して、
ああ、せっかくの機会だったのに!
なんかいろいろ申し訳ない<(_ _)>し、
もったいないことしたなー💦

と思っていましたが、
…あれ?じゃあそもそも、なんであんなに行きたがったのだろう??
のナゾに引っかかりました。

そして見つけた答えは...
おそらく、母と一緒にいたかったのだと。

でも、当時の小学生の私は母に
「私もキャンプ、行きたい!」
としか伝えられなかったのです。

本心「もっと一緒に、私と過ごして!」
とは言えませんでした。
それは母を気遣ってなんていう健気な理由でなくて、
単純に、根っことなっている願いは私自身も気づいてなかったので。

ウン十年越しに気がついた当時の私の真の欲求ですが、
当時の母に気がつかれていたのかは、もはや分かりません。

”口に出していることが、子どもの考えている全てではない”ということですね。

そんなわけで私は、こども達から
「あれしてほしい!」「これ買ってほしい!」「あーだ、こーだ!」
といろんな要求や訴えが増えてきて困ったときは、
その後ろにある”本当”の願いが何か考えるようにしています。
ちょっと不安なことがあるとか?
ちょっと寂しいとか?
ちょっと困っていることがあるとか?

まぁ、そんなこと言ってもすぐに”本当の願い”を
見つけることは難しいですけどね💦
言葉どおりの願いってこともあるし。

でも、
「言葉となって伝えられた要求」だけが全てではない
と意識しておくだけでも、
子どもの主張する目の前のことに振り回されにくくなりますね。

以上、私の心がけの一つでした。

さぁ、今日はどんな祭りになるかな( ̄▽ ̄)
毎日ギャーギャーワイワイ大騒ぎ✿
では、また。

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